自転車に乗せた子どもにブランケットをかけてあげても、走行中にずれてしまったり、風で飛ばされたりすること、ありませんか?
特に冬の寒い日には、せっかくの防寒対策が意味をなさず、気がつくとブランケットが片方だけ垂れていたり、足が冷えてしまっていたりすることもありますよね。
そこで今回は、ブランケットがずれたり飛ばされたりしないようにする方法や便利な固定グッズをご紹介します!
ブランケットの留め方アイディア
自転車に乗る際にブランケットがずれたり飛ばされたりしないためには、少しの工夫でしっかりと固定できる方法があります。
ここでは、簡単にできる固定アイディアを3つご紹介します。
1. クリップ留め
専用のクリップを使えば、簡単かつしっかりとブランケットを固定できます。
最近では、ベビーカーや自転車で使える強力なクリップが販売されており、風が強い日でもブランケットがずれるのを防いでくれます。
専用クリップは大きく開くため厚手のブランケットにも対応しており、見た目もシンプルで使いやすいのが特徴です。
使い方のポイント
- クリップをブランケットの角や端に挟んで、フレーム部分にしっかりと固定します。
- 強力クリップは、ベビーカー用のものも併用できるので、外出時に使い回しができて便利です。
- 帰宅後にはクリップを外して、破損や劣化を防ぎましょう。
2. ゴムバンド固定
伸縮性のあるゴムバンドやヘアゴムを使えば、ブランケットをしっかり固定できます。
ゴムバンドは柔らかく、締め具合も調整しやすいため、フレームに簡単に巻きつけて使えるのがポイントです。
ヘアゴムも便利で、ちょっとした工夫で風が強い日でもずれを防ぐことができます。
使い方のポイント
- ブランケットの端を折り返し、ゴムバンドを巻きつけることで動きにくくします。
- 自転車のフレームにゴムバンドを巻きつけて固定する方法や、子どもの足にかかるように固定してずれにくくする方法があります。
- ゴムの締め具合を調整し、きつすぎないように注意してください。
3. DIYアプローチ(手持ちのクリップや洗濯バサミ、ヒモを利用)
手持ちのアイテムを活用した固定方法も手軽でおすすめです。
自宅にある洗濯バサミやヒモ、さらにはブランケット用の大きめクリップなど、日常的に使うものを利用して固定する方法です。
身近なアイテムでも、しっかりと固定できるように工夫次第で対応できます。
使い方のポイント
- 洗濯バサミ:ブランケットの端を自転車のフレームや足置きに挟んで固定します。強力タイプの洗濯バサミだと、風にも負けず安心です。
- ヒモ:ブランケットの角にヒモを通し、フレームに巻きつけることでずれにくくなります。手持ちのリボンや紐で簡単に固定できます。
- その他のクリップ:ホームセンターなどで手に入る大型クリップも使い勝手が良いです。見た目もすっきりし、簡単に取り外しができるため、外出時に重宝します。
便利グッズ紹介
ブランケットをしっかり固定するには、専用の便利グッズを使うのも一つの手です。
ここでは、ブランケットがずれにくくなる便利アイテムをいくつかご紹介します。
1. 自転車用カバー
自転車用カバーは、ブランケットや子ども全体を覆ってくれる商品で、防寒対策を強化したいときにおすすめです。
カバータイプの商品は、風が直接当たるのを防ぐので、ブランケット単体よりも暖かさが増し、長時間の移動にも最適です。
おすすめポイント
- 防風・防水加工が施されている商品が多く、寒い日や小雨の日も安心です。
- 足元や腰周り全体をカバーできるため、子どもがより暖かく快適に過ごせます。
- 一部の商品には透明な窓部分がついていて、景色が見えるものもあるため、子どもも退屈しにくくなります。
カバーは子どもの体全体を覆えるため、風が強い日でも体が冷えにくく、親子ともに快適に自転車移動を楽しめます。
2. 防寒ポンチョ・キッズ用防寒具
防寒ポンチョやキッズ用の防寒具も、ブランケットの代わりに使える優れたアイテムです。
ポンチョや防寒具は、袖口や裾にゴムが入っているものが多く、風の侵入を防いでくれるため、防寒性が高いのが特徴です。また、
子どもが着用したまま自転車に乗れるので、ブランケットよりも安定感があり、走行中も安心して使えます。
おすすめポイント
- 着るタイプの防寒具なので、ずれたり落ちたりする心配がありません。
- 軽くて動きやすいため、外出先でもそのまま着用できます。
- 裏地がフリースやボア素材など保温性の高い生地でできているものが多く、長時間の外出にもぴったりです。
ブランケットだとずれやすいと感じる場合には、このようなポンチョ型の防寒具を選ぶと、固定の手間もなく快適に防寒できます。
おすすめのブランケットと選び方のポイント
自転車で子どもと冬のお出かけをする際、どんなブランケットが適しているのでしょうか?
寒さから子どもをしっかり守るために、素材やデザイン選びが重要です。ここでは、自転車用におすすめのブランケットの特徴と選び方のポイントを紹介します。
1. ブランケットの素材
ブランケットを選ぶ際は、暖かさだけでなく、防寒性や耐久性も考慮して素材を選びましょう。
- フリース素材:フリースは軽くて保温性が高く、肌触りが柔らかいので、小さな子どもにも適しています。また、比較的速乾性もあり、外出時の使用にも便利です。
- ボア素材:ボア素材は、毛布のようなふんわりとした触り心地と高い保温性が特徴です。ボリュームがあるため、寒い日に暖かさをしっかり保ってくれます。
- ウール混素材:ウール混のブランケットは、天然素材の温かさと通気性が魅力です。ウールは保温性が高いだけでなく湿気を逃がしやすいので、子どもが蒸れずに快適に過ごせます。
2. 防風・防水加工の有無
自転車移動では、風や雨にも対応できるブランケットが理想的です。
次の点をチェックしておきましょう。
- 防風加工:風が通りにくい加工が施されているブランケットは、自転車走行時の冷たい風を防ぎ、子どもが寒さを感じにくくなります。特に、屋外で長時間使用する場合には、防風性のあるものがおすすめです。
- 防水加工:小雨や雪などに備え、防水加工があるとより安心です。表面に撥水加工が施されているものなら、軽い雨をはじき、急な天候の変化にも対応できます。
3. ブランケットのサイズ
自転車用のブランケットを選ぶ際、サイズ感も重要です。
大きすぎると巻き込みやすく、小さすぎると防寒が十分でなくなってしまいます。
- 子どもの体をすっぽり包めるサイズでありながら、コンパクトにまとめられるものがおすすめです。
- 膝から足元までしっかりカバーできる長さがあると、特に寒さが厳しい日も安心して使えます。
- サイズを調整できるスナップボタンやゴム付きのタイプも便利です。簡単にフィットさせられるため、走行中にずれにくくなります。
4. その他のデザインや使いやすさ
ブランケットのデザインも大切です。
特に子どもが気に入るデザインなら、外出も楽しくなります。
- カラーバリエーションやキャラクターデザイン:子どもが好きな色や柄を選ぶと、自分でブランケットをかける楽しみも増えます。自転車に馴染むシンプルなデザインも、親子で使いやすいです。
- 持ち運びやすさ:折りたたんでコンパクトに収納できるものは、持ち運びに便利です。収納袋付きのタイプだと、使用しないときにもスッキリと保管できます。
まとめ
冬の自転車でのお出かけは、寒さ対策が重要です。
特に小さなお子さんを乗せる場合は、しっかりと暖かさをキープできるよう、ブランケットや便利グッズを活用して安全で快適な移動を心がけましょう。
専用クリップやカバー、防寒ポンチョなど、ずれない工夫があると親子ともに安心です。
また、防風・防水加工や肌触りの良い素材のブランケットを選ぶことで、冬の厳しい寒さから子どもを守ることができます。
寒い冬でも、お出かけが楽しいひとときになるように、今回ご紹介したアイディアや便利グッズをぜひ取り入れてみてください。
少しの工夫で、寒さを気にせず親子での移動が快適になるでしょう。
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