出生前診断

妊娠・出産

出生前診断(NIPT)を受けました。
その時の経緯や様子です。

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考える時間が・・・ない!

始めの数回は近所の小さな産婦人科で妊婦健診を受けましたが、高齢で心配だったので、途中から大学病院へ転院しました。

最初に大学病院へ行った時は10週でした。
健診終了後、出生前診断について説明がありました。

その病院はNIPT認証施設であり、私は高齢のため受けることができるとのことでした。
NIPTだと料金は20万円ほどで精度は約99%、他にも組み合わせ検査(コンバインド検査)だと4万5千円ほどで精度は90%くらいだそうです。
その日は12月下旬、受けるなら年明けすぐでないと検査可能な週数を超えてしまうといわれました。

出生前診断は受けようと思っていましたが、まだ時間の余裕があると思っていたので、どの検査が良いか調べていなかったし、検査の結果、もし染色体異常が見つかった場合、どうするか夫と話し合っていませんでした。

その日のうちに夫と話し合い、染色体異常が見つかった場合は出産は諦めることにしました。
私たちは既に40代、いつまでも面倒を見てあげられる訳ではありません。
エコーで心臓が動いているところを見ているので、もしもの時のことを考えると胸が締めつけられる思いでしたが、二人で決めたことなので覚悟を決めて検査をうけることにしました。

結局、大学病院ではなく、認可外の産婦人科で受けることにしました。
大学病院では3つの染色体だけ調べるのですが、認可外だと全染色体を調べることができました。
代表的な3つの染色体以外で異常があったらほとんどの場合、出産まで至らず流産するようなのですが、少しでも不安を取り除きたかったので決めました。

検査当日

年末最後の予約が取れたので、大学病院で話を聞いてから3日後に受けることになりました。
ちゃんと納得した上で決めたことですが、あっという間に検査を受けることになったので、まだ心の準備が完全にはできていなく、お腹の子にも申し訳ないような気持ちでした。
検査を受けることの後ろめたさを感じながら病院へ向かいました。

早めに着いたので、始めは受ける人(患者さん?)が少なかったのですが、みるみるうちに増えていきました。
私は一人でしたが、ご夫婦で来ていたり、小さいお子さん連れの人もいました。
問診票を記入し注意事項を読んで待ちました。

時間になると、みんな別室に呼ばれて一斉に説明を受けました。
検査の内容や流れ、陽性が出た場合のことなど説明がありました。
また、NIPTは海外では一般的になってきており、保険適用の国も増えてきているそうです。
そのお話を聞いて、それまで感じていた罪悪感が薄らぎました

先生のお話を聞いたあとは一人ずつ呼ばれて採血します。
採血だけなのであっという間に終わりました。

病院へ向かうときは足取りが重かったですが、帰りは軽かったです。
あとは結果が良いことを願うのみです。

届いた結果

年末年始をはさむので、結果は2週間くらいかかると言われましたが、1週間ちょっとで届きました。

夫の仕事が休みの日だったので、一緒に見ることができました。
私が開封し、先に見ました。

ドキドキしながら見た結果は・・・全て陰性!
夫にも見せて、二人で安堵しました。
性別も女の子と分かりました。

検査を受ける前の葛藤などありましたが、受けてみて良かったです。
もちろん陰性でも100%ではないし、NIPTでは分からない障害や病気が見つかることもありますが、それでもある程度は安心して出産に臨めました。



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