クリスマスが終わり、いよいよお正月ですね。
お父さんも長期休みで、子どもとゆっくり過ごせるご家庭も多いと思います。
そこで今回は、子どもと楽しく読める、お正月の絵本を5冊ご紹介します。
おせち(福音館書店)
内田有美さんの美しい絵で、おせち料理一つひとつを丁寧に紹介する絵本です。
「くろまめ ぴかぴか あまい まめ。 まめまめしく くらせますように」など、リズミカルな言葉と美しい絵で、おせち料理に込められた願いを伝えます。
おせち料理を食べる楽しみだけでなく、日本の食文化の奥深さを感じることができます。
おせちいっかのおしょうがつ
お正月のご馳走、おせち料理が大好きな動物たちが大集合!エビフライが大好きな猫、お雑煮が大好きなクマなど、個性豊かな動物たちが、それぞれのお気に入りの料理を頬張る様子がユーモラスに描かれています。
お正月ならではの言葉や、おせち料理の名前も覚えられるので、食育にもつながります。
カラフルで楽しいイラストは、子どもたちの食欲をそそるだけでなく、お正月へのわくわく感を高めてくれます。
あけましてのごあいさつ
お正月のあいさつ言葉や、お正月遊びなどが可愛らしいイラストで描かれています。
「あけましておめでとう」「今年もよろしくね」など、基本的なあいさつ言葉を覚えられるだけでなく、コマ回しや羽根つきなど、昔ながらのお正月遊びも紹介されています。
子どもたちと一緒に、絵本を見ながらお正月遊びを体験するのもおすすめです。
十二支のしんねんかい
十二支の動物たちが集まって新年会を開くお話です。
ねずみ年のねずみさんはどんなプレゼントをもらったのか、辰年の龍さんはどんなパフォーマンスを披露したのかなど、動物たちの個性的なエピソードが盛りだくさん。
十二支の順番を覚えたり、動物たちの特徴を理解したりするのに役立ちます。
おばあちゃんのななくさがゆ
おばあちゃんが愛情込めて作る七草がゆのお話です。
七草の名前を覚えたり、七草粥を食べる意味を知ったりすることができます。
おばあちゃんの優しい笑顔や、あたたかい雰囲気に心が癒されます。
七草粥を食べる習慣がないご家庭でも、この絵本を読むことで、日本の伝統文化に触れることができます。
絵本の選び方と読み聞かせ方
選び方のポイント
- 絵の可愛さ: 3歳、4歳のお子さんには、可愛らしい絵の絵本がおすすめです。
- シンプルな言葉: 年齢に合った簡単な言葉で書かれているものが良いでしょう。
- 身近な題材: お正月料理やお正月遊びなど、子どもたちの身近な題材が扱われていると、より興味を持ちやすいです。
読み聞かせのポイント
- 声色: 動物のキャラクターの声色を意識して読み聞かせると、子どもたちはより楽しめます。
- ジェスチャー: 絵本の中の世界を表現するように、ジェスチャーを交えて読み聞かせると、子どもたちの想像力を刺激します。
- 一緒に楽しむ: 子どもと一緒に絵本の世界に入り込み、一緒に笑ったり、一緒に考えたりすることで、より深い読み聞かせ体験になります。
まとめ
これらの絵本は、どれも3歳、4歳のお子さんにとって楽しく、学びがいのある内容です。
お正月ならではの行事に触れることで、日本の伝統文化への理解を深め、子どもたちの心を豊かにします。
お正月に関する絵本は、図書館や書店でたくさん出版されています。ぜひ、お子さんと一緒に、お気に入りの一冊を見つけてみてください。
絵本を通して、子どもたちの心に素敵な思い出をたくさん作ってみましょう!
コメント